試験前の教室にはこんな話がよく聞こえる。
『俺、昨日数学20ページやったぜ!』
『私は3時間も英語を頑張った。』
こんな話を友人にされると、
『うわー、みんな勉強してるんだな。』
と感じ、自分も慌てて勉強しだす。
もちろん、これはとてもいいことだ。
お互いが刺激となり互いに成長していける。
『よし、僕も負けずに30ページやるぞ!』
『あいつが3時間なら僕は4時間やろう!』
ちょっとまった!!!
ここに落とし穴がある。
いつのまにか、勉強を『時間』や『ページ数』で測ってしまっている。
大切なのは、『何を勉強したのか?』だ。
勉強というものは、『脳』に知識を理解・記憶させることであるから、
どうしても『他の人と比べて自分はどのくらいやったのか?』
が測りにくい。
だから、多くの人は、簡単に測れる
『勉強時間』や『ページ数』で測り、優劣を競う。
しかし、結果を見るとよく分かるが、
『勉強時間』『ページ数』と『成績』は必ずとも比例しない。
頭のいい子ほど効率よく勉強するから、むしろ勉強時間は少ないのだ。
これは学年が上がっていくほど顕著になる。
人間はライバルがいる事で自分の実力以上の結果を出すことができる。
いい例がオリンピックだ。
例えばオリンピックのスケートで何故、一人一人タイムを測らないで
2人や複数の選手を一気に走らせるのか?
一人で測った方がいいタイムであるならば、そう測るはずだ。
そうすれば、隣の選手が転んで、自分が被害を受けるということもない。
答えは、複数の選手を同時に走らせることで、競争心が生まれ、
いつも以上のタイムが出るからだ。
勉強も同じ。
けれども、その競争の対象が『勉強時間』と『ページ数』であることは非常にまずい。
いつのまにか、時間数をこなすことだけ、ページを進めることだけに目標がいってしまい
肝心の内容はおろそかになってしまう。
『昨日4時間も勉強しました。』
と自慢気に行ってくる生徒に対して、
『じゃあ、どんな勉強をしたのか説明してご覧』
といってみると、とたんに黙ってしまう。
これではダメである。
みなさんも『勉強時間』『ページ数』だけが目標とならないように気をつけてくださいね。
| 【まとめ】 大事なのは勉強時間やページ数ではない。
『今日の勉強で何を得たのか?』である!
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