勉強の基本は、記憶することです。
まずは記憶する、そして記憶したことをつなげて応用するのです。
みなさんが普段話している日本語もそうでしょう。
まず、日本語の単語を覚えて、それから単語と単語をうまく組み合わせて
文章にします。
よく、『丸暗記はダメだ!』という人がいます。
確かにすべてを丸暗記する事はよくありません。
しかし、基本の部分は暗記しなくてはいけないのは事実です。
さて、今回は記憶についてお話しましょう。
記憶には、大きく分けて2種類あります。
それは、『エピソード記憶』と『意味記憶』です。
(他にもありますが、主なのはこの2つです。)
それぞれ説明しましょう。
エピソード記憶とは、『自分の経験や出来事に関する記憶』です。
誰にでも忘れられない昔の思い出が一つや二つあるでしょう。
あるいは自分に関係のない出来事でも、テレビなどで感動したことや
衝撃を受けたことは覚えているものです。
例えば自分の経験であれば、昔家族で旅行に行ったときのこと、
自分に関係のない出来事であれば、テレビでみた悲惨な地震の模様など。
これらはエピソード記憶と呼ばれます。
エピソード記憶は通常、言葉だけでなく映像としても記憶しています。
また、自分の経験にしろ、自分と関係のない出来事にしろ
記憶するときに『自分の感情』が入ります。そのため、エピソード記憶は
忘れにくく、思い出しやすいといわれています。
次に意味記憶ですが、エピソード記憶が『経験・出来事』であったのにたいして、
意味記憶はただの『知識』であるといえます。
受験に必要とされるほとんどの知識はこの意味記憶として記憶されます。
例を挙げると、英語の『I』は『私』であるということや、
『日本の消費税は5%である』といったものです。
この意味記憶は映像を伴わず、言葉のみを記憶します。
また、エピソード記憶と違い、自分の感情は入りません。そのため、意味記憶は
忘れやすく、思い出しにくいといわれています。
さて、エピソード記憶と意味記憶の特徴がわかりましたか?
忘れにくさでいうとエピソード記憶の方が優れていますよね。
物事を記憶する際のポイントは、
『なるべく、エピソード記憶として記憶する』ことです。
具体的にはどうすればいいのか?
ただ読んだ事を文として覚えるのではなく、
自分の感情を込めて、その情景をイメージして覚えることです。
特にエピソード記憶が効果を発揮するのは社会科や古文です。
この分野は実際にあった出来事を覚えるためにイメージしやすいわけです。
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| 【まとめ】 記憶にはエピソード記憶と意味記憶がある。
なるべくエピソード記憶として覚えることが重要!
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