『DHA』。正式名称ドコサヘキサエン酸。
魚に多く含まれる物質で、『食べると頭がよくなる』といわれている。
本当に魚を食べただけで頭がよくなるんでしょうか??
もし本当だったら、今日から我が子には毎日魚を食べさせないと!
朝、昼、晩、三食魚で東大も夢じゃない!?
・・・残念ですが、世の中そんなに甘くありません。
しかし、『頭がよくなる』というのはまったく嘘ではありません。
一つ、DHAの効用を示すデータをお見せしましょう。
痴呆(=ボケ)の患者さんを2グループに分け、
片方のグループの患者さんにはDHA入りの食事を3食とってもらい、
もう片方のグループの患者さんには、DHAの入っていない食事を3食とってもらいます。
それぞれ一週間続けます。
すると、驚くべきことに、DHAをとったグループの患者さんは、
とっていない方に比べ、有意に知能が回復したのです。
これはすなわち、DHAは『脳を活性化する働きがある』ということです。
では、具体的にどのように脳に働くのでしょうか?
少し専門的になりますが、脳には沢山の神経があります。
その数およそ1000億個。
そんな膨大な数の神経が互いに複雑なネットワークを作っているのです。
そして、神経と神経がつながっている部分を『シナプス』といいます。
このシナプスに『神経伝達物質』という物質が存在し、
神経伝達物質によって神経から神経へと情報が伝えられます。
神経伝達物質のうち、有名なものに『アセチルコリン』という物質があります。
そしてDHAは、このアセチルコリンの量を増やす作用があるのです!
つまり、『神経伝達物質が増える』→『神経間で情報が伝わりやすくなる』
→『脳が活性化する』というわけですね。
この状態のときに勉強をすれば、普段より効率的に勉強できるでしょう。
つまり、DHAを十分にとって勉強すれば、成果はでますが、
DHAをとっても勉強しなければ意味がないということです。
しっかり勉強しているのにいまいち成果のでない方は、
魚をたっぷり食べてアセチルコリンを補充してみてはどうでしょうか?
ただし、焼き魚にするとDHAの量は20%ほど減ってしまいます。
揚げると、さらに50%も減ってしまいます。
DHAを摂取したいなら、調理法に注意ですね。
| 【まとめ】 DHAは脳を活性化するが、その時に勉強をしなければ意味がない。
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